個の集まり、Yankee5のライブ
メンバーのブログの更新を見ながら、あぁもうリハも終盤に差し掛かっていよいよなんだなぁ、と思いながらこれを書いている。
昨日の誠に引き続き、今回はベストアルバムの中からYankee5のユニット曲をなぞりつつ、ベストアルバムに収録されているライブ映像の話をしたいと思う。
ベストアルバムに入っているのはこちらの5曲。
・花道ゴージャス
・ヤンファイソーレ
・幸せの種
・変わらないstory
・シャウッティーナ
こちらも割とライブでは定番の盛りあげ曲から最近はやっているところをあまり見ないレアな曲などバライティーに富んだ選曲となっている。
「俺たち、夏休みの宿題とかギリギリまでやらないタイプなんですよ」
何かのインタビューでヤンファイのメンバーが答えていたが、誠に比べてヤンファイはライブ当日まで毎日稽古!と言うよりはライブ前数日間で仕上げるようなスタイルである。
どちらがいいのかはわたしにはわからないし一概には言えないが、それもそれぞれのやり方だ。
今回アルバムに収録されているライブ映像は全国仏恥義理ツアーYankee5編名古屋公演である。
バリバリ☆ヤンキーロードの太鼓の音とともに暗い中から赤いライトに照らされるヤンファイのメンバー。
5人がただ立っているだけなのにこの迫力。
誠の映像に比べてこちらは全体的にメンバーの上半身アップが多いような気がする。
かっこいい顔やアンニュイな表情、ファンにアピールする姿が鮮明に映っている。
バリバリ☆ヤンキーロードのかっこいい雰囲気から一転、ポップなイントロから小林くんの煽りで始まるヤンファイソーレ、ライブの定番曲だ。
メンバーの名前をコールしたり、一緒にできる振り付けがあったりとファンも楽しいが、何よりメンバーが楽しそうなところが映っていたりしてわたしは好きだ。
頻繁に5人でのライブがあるわけではないが故の、"夏休みの後半に1日だけある登校日の、久しぶりに友達に会うソワソワ、ワクワク感"に似ている気がする。
「おまえでら焼けとるやん、どっか行っとったん?」
「プール行きまくりよ!てかおまえも変わらんやん、」
「俺はサッカーばっか、海も行ったけど」
…みたいな声がどこからともなく聞こえて…は来ないが、その"ソワソワ、ワクワク"を本人たち自身が楽しんでいるような空気感がこちらにも伝わってくる。
話は元に戻り、次は変わらないstory。
先程までとは曲調も変わり、それに合わせてメンバーの表情も一変する。
今回のライブ映像ではわたしの大好きな田中くんの大移動*1は映っておらず、少し悲しかった。
ソロパートごとにアップになるメンバーの表情はどこか切なく、儚げである。
わたしは推しの手が好きなので田村くんのソロパートで彼が指を順に折っていき、その手を胸に当てるところがすごく好きで何回も巻き戻してみてしまう。
気持ち悪いのは重々承知なのであまり触れないで頂けると助かる。
この曲の好きなところは最後のサビで曲に合わせて順番に1人ずつ映る演出。
それぞれがすごくいい顔をしていて、最初は儚げで不安そうだったのに最後はちゃんと守るからついてこいと男らしい顔つきに変わるところもこの曲の見どころだ。
突然ライトと音が荒々しく鳴り響いたかと思いきや、カラフルな自転車に乗って登場する花道ゴージャス。
バイクではなく自転車というところがなんともフォーチュンクオリティと言ったところ。
この曲の見どころは自転車に乗っているときよりも降りてからの2番だと思う。
それぞれかっこよく自転車を降りてきてソロパートを歌うのだが、ほんとにやんちゃなにーちゃん達感がたまらなく好きでここも何回も見てしまう。
あと、誠のときと比べて自転車の乗り方が乱暴、乱暴すぎる。
最後はアンコールの炎天下奪取。
わたしはこの映像の中では炎天下奪取が一番好きだ。
みんながシャカリキに、楽しそうに踊り、歌っている。
サビのジャンプするところのみんなの飛び方が全力ですごくいい。
ファンをしっかり煽りながらメンバーもしっかり鼓舞する水野くん。
小林くんのソロパートの女性アイドル感がたまらない。
土田くんのパートを歌う田村くんがいい表情をしていたり、メンバーと目配せしながら歌う辻本くんもエモい。
間奏の挨拶で名古屋が一番だと言う田中くん。
最後のサビの、決して上手いとは言えないが全力な姿に心を奪われる。
まだ見ていない人もいるかもしれないが、できれば見てほしいと思う。
クオリティは誠のライブには勝てないかもしれない、ただ何か感じてもらえると、わたしは思う。
ナゴヤドームまであと5日
*1:曲の冒頭田中くんのソロパートの後、ステージを左から右へと移動する振り付けのこと