しがないおたくの独り言

しがないおたくの特に内容のないブログ

NO IDEAが永遠に続くように、わたしは祈ることしか出来ない

終わってしまった。

とうとう終わってしまった、推しの晴れ舞台。

いろんな感情がぐるぐる回るそんな中、余韻もそこそこにわたしは明日の仕事に向けて終電で地元に帰っている。

 

 

 

ここまで書いて下書きに保存したまま、数日が経ってしまった。

 

 

今回のナゴヤドーム、それぞれいろんな意見があるとは思うが、成功だったかそうじゃないかは、きっと本人たちが一番よく分かっていると思うので外野がとやかく言うことではないだろうな、とわたしは思った。

 

 

楽しかった、嬉しかった、悲しかった、苦しかった。

いろんな感情を抱えて今これを書いているが、ブログのタイトルにもあるように、これはしがないおたくのただの独り言である。

適当に流してほしい。

 

 

推しの夢が叶う瞬間は、それはとてもとても素晴らしいものだった。

推しが笑っている世界は、とても輝いて見えたし、そんな嬉しそうな推しが見られてわたしもすごく嬉しかったし幸せだった。

ただ、ずっとモヤモヤしていたものがいよいよ晴れることなくライブは終了した。

 

このブログでわたしを知ってくださった方はすごく推しのことが大好きな人だと思っているとは思うが、実際のわたしは推しにすごく沸くこともなく、むしろなんなら推しの話より他のメンバーの話をすることの方が多い、そんな女である。

特にコンビ厨なので推しより特定のコンビにすごく沸き散らかす、そんな女だった。

どのコンビが好きかと聞かれると一番最初に出てくるのは金銀、このふたりだった。

もちろんほかのコンビも好きではあるが、金銀は別格だった、初めて生でみたとき、このふたりは最強だと確信した。

 

少し話が逸れてしまったので元に戻したい。

 

わたしは最初、ナゴヤドームでNO IDEA*1はやるものだと勝手に思い込んでいた。

あの大きな舞台の上で憧れの人と一緒に歌い踊る推しが見られると信じて疑わなかった。

そんな中知り合いに「あんたの推しの配信見たけど、ナゴドのーあい*2はないな」と言われてしまった。

わたしは配信を見れてはいないのだが話を聞く以上、確かに見込みはなさそうだった。

まぁべつに、嫌いではないがそのコンビが見れないと死ぬ、みたいな人間ではないのでそっかー、くらいに流していた。

 

ライブが始まっていろいろあって終盤に差し掛かってとある曲のなか、サビでNO IDEAがいつも背中合わせで歌っているところで、わたしはペンライトを振る手を止めてしまった。

 

語彙力が極端に乏しいおたくなのでなんて言い表せばいいのかが分からず、ずっと1つ前の文章とにらめっこしていた。

 

 

一番最初に感じたのは"しんどい"だった。

おたくが使うしんどいの意味はいろいろあるが、わたしが今回感じたしんどいは言葉の意味そのままであった。

本当に、普通にしんどかった。

普段はすごく好きなシーンなのに、「もしDVDになるのであれば出来ればあまり映さないでほしい」、そう思ってしまった。

 

何があったとか、そういう具体的なものがあったわけではないのであまり言うのもあれだが、なんとなく感覚的に、"見たい"とは思わなかった。

 

 

わたしの大好きな推しが、彼の尊敬する大好きな人と歌っているはずなのに、何故かわたしの心は晴れなかった。

 

最後の最後まで、その違和感を引きずったまま、わたしの夢祭りは幕を閉じた。

 

 

わたしが今まで行ったドームライブの中で一番観客が少なく、そして一番お金がかかっていないドームライブだと思う。

でもそこにはきっとたくさんの"おめでとう"や"ありがとう"が存在していたに違いない。

 

賛否両論いろいろあるとは思うがわたしは、小さな事務所に所属する、名古屋の町おこしお兄さんがおこなった初めてのあの規模のライブとしては上出来なんじゃないかと思う。

そりゃまだまだ力不足と言われても仕方ないし、そう思われるのが普通だと思う。

 

本人たちはナゴヤドームで「次の夢はなんだ」と聞かれて固まっていた。

正直な反応だと思う。

次を見る、考える余裕もなく当日を迎え、珍しくあんなにたくさんの曲数をこなし、ガムシャラにナゴヤドームを駆け抜けていた。

 

辻本くんがブログに書いていた。

 

"いつかもう一度、超満員のナゴヤドームにチャレンジして、いろんな人にもう一度夢を叶える大切さを見てもらいたい"

 

その"いつか"に、許されるのであればわたしもその瞬間に立ち会って"おめでとう"と"ありがとう"を伝えたい。

 

 

 

 

 

 

*1:田中田村のユニット名

*2:NO IDEAのこと